花粉症やアレルギーの原因になる免疫の誤作動のお話

花粉症で鼻をかむ女の子

花粉症やアレルギー疾患は、現在の日本では社会問題化するほどの患者数の急増していますよね。

 

中でも、スギ花粉症は、全国民の4人に1人が悩まされている日本国民の現代病ともいえる病気です。

 

そんな花粉症・アレルギーの原因にもなり、尚且つ解決のカギでもある免疫機能に付いて改めて調べてみました。

 

何を今さら・・・という方もいらっしゃるかも知れませんが、
もう一度改めて免疫について認識を深める事で新たな発見と解決策が見つかるかも知れませんよ。

 

ちょっと難しい専門用語も出てくるかも知れませんが、
耳慣れない言葉や初めて聞くような専門用語に関しては注釈を付けていますので、
もし良かったら読んでみてください。

そもそも免疫ってなに?

免疫とは、ご存じの通りわたし達の身体を守ってくれる防御システムの事です。

 

ただし、免疫細胞全体が、それぞれバラバラに働いているわけではなく、
大まかに分けて2つのグループに分ける事が出来ます。

 

免疫システムの管理者である指揮命令系統

  • ヘルパーT細胞
  • サイトカイン
  • (このサイトカインもTH2というものとTh1というものがあり種類と担当アレルギー反応が違います。)

実際に外敵と戦う実働部隊

  • NK細胞
  • マクロファージ(外敵の死骸を片付ける掃除屋さん)
  • 樹状細胞(倒した外敵から弱点情報を獲得してヘルパーT細胞に伝える)

大まかに分けると、このようなグループ分けになります。

 

そして、免疫自体も、自然免疫と獲得免疫という2つに分ける事が出来て
もともと、赤ちゃんとしてこの世に生まれた時にママのおっぱいからもらう自己免疫が自然免疫

 

その後、実際に外敵から身を守る働きの実践を通じて、外敵を倒してきた事で
免疫システムのマクロファージや樹状細胞が、敵を倒して記憶する事で得られる後天的な免疫が獲得免疫

 

この二つに分ける事が出来ます。

 

どちらの免疫システムも免疫力も、これがないと1分1秒たりとも
生きていられないというくらい重要なものが免疫システムの全体像です。

 

この中で、花粉症やアレルギーの原因になっているのは指揮命令系統であるヘルパーT細胞やサイトカインです。

 

花粉症やアレルギーの原因は?

花粉症やアレルギーの原因は、免疫システムの弱体化による免疫システムの誤作動です。

 

先ほど、免疫システムの全体像を把握するため大まかなグループ分けを行いましたよね。

 

ヘルパーT細胞やサイトカインという『免疫システムの指揮命令系統』
マクロファージや樹状細胞、NK細胞、好中球などの『実働&情報収集部隊』

 

この2つに分ける事が出来るとご紹介しました。
この中で、好中球や樹状細胞などの実働部隊の免疫細胞は、腸内細菌によって作られています。

 

腸内環境が悪くなって、実働部隊の隊員たちの量が少なくなってしまうと、免疫システムの全体を維持するために、
本来なら身体にとって無害な花粉やホコリに対してアレルゲンと判断して『練習試合』を行うようになるとも言われています。

 

このようなアレルギー反応のことを『I型アレルギー反応』と言います。

 

この、I型アレルギーの中には、いわゆるアレルゲンによるアレルギー反応が入ります。

  • 花粉症などのアレルギー性鼻炎
  • 気管支ぜんそく
  • 小児ぜんそく
  • 蕁麻疹(じんましん)
  • 薬物アレルギー
  • 食物アレルギー

などが挙げられます。
これらのI型アレルギーは、それだけ免疫細胞の数が減少して免疫システムが弱っている表れでもあります。

 

また、もう一つの1型アレルギーと言われているものの中でも、Th2サイトカインの働きで抗体の作られ方が違うのが接触性・非接触性皮膚炎です。

  • アトピー性皮膚炎
  • アレルギー性結膜炎
  • アレルギー性胃腸炎

これらの直接アレルゲンとの接触や刺激によって起こる皮膚炎には、同じサイトカインでもTh2が関わっていると言われており
尚且つこれらを改善するには、肌のターンオーバーサイクルを支えている自律神経の働きを助けるオメガ3脂肪酸の摂取が必要と言われています。

 

普段の食生活ではなかなかバランス良く必要量を補うことが難しい栄養素ですが、緑汁という選択肢があります。

 

ユーグレナファームの緑汁の詳細ページ

 

なので、免疫細胞をちゃんと作れる『健康で強い腸内環境』を手に入れる事が花粉症を始めとするアレルギー反応の根本治癒につながると言えるんですね。
免疫力を上げる方法としては腸内環境を鍛えることなんですけど、そのためには一度悪玉菌優位に傾いた腸内の悪玉菌をクリアにしてあげる必要があります。

 

そのために、お茶や青汁に含まれるカテキンがとても有効なんですね。

 

花粉症対策ランキング1位の白井田七。茶は、カテキンがたっぷり摂れることと、テアニンというアミノ酸が摂れます。
その効果によって、腸内環境改善とストレスの解消につながると言われています。

花粉症やアレルギー疾患の対策は?

花粉症などのアレルギー性疾患が起こると、まずはつらい症状を抑えるために薬に頼るという方が多いと思います。

 

抗ヒスタミン薬やアレルギー症状を抑える薬(ステロイド剤など)がこういった症状に対して一時的には有効ではあります。

 

しかしながら、副作用の危険性から長期の服用が出来ないと言われているのはご存じの通りです。

 

その理由は、ステロイド剤などの医薬品は、あくまでも一時的にアレルギー反応を表面的に抑え込むだけで、免疫システム全体の正常化にはつながらないからです。

 

このような矛盾があるにもかかわらず、それでもステロイド剤などの薬品がアレルギー治療薬として使われるのは、
ひとまずつらい症状を抑え込むだけでも、本来の快適な生活を一時的にでも取戻すことが出来るからです。

 

しかしながら、あまり長い事免疫反応を抑え込んでしまうと、本来働かなければならない『外敵から身を守る免疫としての仕事』にも差支えます。

 

中には、免疫不全症候群などの病気につながるという過激な説を唱えている研究者もいるとの事です。

 

その研究者の意見がすべて正しいわけではないかも知れませんが、
本当に命の危険があるという意味では間違いだらけの対策と言えるでしょう。

 

正しい花粉症・アレルギー疾患の対策法は?

花粉症・アレルギーの対策で働きかけるべき側は、免疫細胞ではなくシステム運用側のミスジャッジと言えます。

 

つまりヘルパーT細胞やサイトカインと言った指揮系統側の免疫システムの管理側の問題で、
それを引き起こすのが、免疫細胞をちゃんと作り出すことが出来ない腸内環境の悪化があるんですね。

 

その中でも、ヘルパーT細胞やサイトカインは、指揮系統の中枢です。

 

そして、それらの指揮命令系統のミスジャッジを引き起こすのは、
腸内細菌の善玉菌で作られる好中球や樹状細胞、マクロファージ、NK細胞などの実働部隊なんですね。

 

繰り返しになってしまいますが、根本的なアレルギー疾患の対策は免疫細胞を増産できる腸内環境に導くことが最終的なアレルギー反応の解決につながるというわけです。

 

腸内環境を良くするにはどうしたら良い?

腸内環境を良くするには、免疫細胞を作る善玉菌を増やす事ですよね。

 

そのためには、乳酸菌を摂るとかビフィズス菌を摂るといった『プロバイオティクス』が思い浮かぶと思います。

 

乳酸菌やビフィズス菌は、腸内細菌の善玉菌として働いてくれます。

 

しかしながら、毎日の排便や尿などと一緒に、相当数が排出されて、なくなってしまいます。

 

毎日、その数を上回るほどの乳酸菌やビフィズス菌を補給出来れば、少しずつ腸内環境が改善されていきますが、
もっと効率の良い方法があるんです。

 

その方法とは、オリゴ糖や食物繊維などを補給する方法です。

 

乳酸菌やビフィズス菌を補給するのは『“プロ”バイオティクス』

 

そして、オリゴ糖や食物繊維を補給して善玉菌のエサを与えることを『“プレ”バイオティクス』と言います。

 

このプロバイオティクスとプレバイオティクスの両方をバランス良く行うと、ヨーグルトやヤクルトなどで補給した
乳酸菌やビフィズス菌を増殖させることが出来るため、腸内環境の改善に拍車がかかります。

 

つまり、毎日一生懸命になって乳酸菌を補給しなくても、腸内環境を改善していく事が出来るんですね。

 

プロバイオティクスの方は、ヨーグルトやヤクルトなどを飲む事で出来るのはご存じの通りですが、
オリゴ糖や食物繊維(不溶性)を摂るにはどういった食事を食べるのが良いのかを見て行きましょう。

 

プレバイオティクスにおすすめの食事メニュー

プレバイオティクスを行うのにおすすめの食生活は、いくつかのポイントに分ける事が出来ます。

  • 毎朝ちゃんと食べる
  • お味噌汁や納豆など発酵食品を食べる
  • 不溶性食物繊維を摂れる根菜類を良く噛んで食べる

また、妊娠中や産後の授乳中で『身体が水分不足』になっている方の場合は
不溶性食物繊維と同時に水溶性食物繊維も一緒に摂ると良いですよ。

 

食物繊維の棲み分けを、大まかに分かりやすく言うと、
不溶性食物繊維は根菜類(イモ、レンコン、ゴボウなど)
水溶性食物繊維は葉物野菜(レタス、キャベツ、白菜など)

 

かなりざっくりではありますが、このように分ける事が出来ます。

 

また、もし水溶性食物繊維とその他のミネラルも含めてバランスよく手軽に摂りたいという方は青汁を飲むという方法もあります。

 

青汁は、毎日の食生活で、日本人の推奨摂取量の350gの野菜をバランスよく摂る事が出来るのが特徴です。

 

毎日の食生活をバランス良く食べるようにするというのは、なかなか簡単なようでいて難しいところですよね。

 

実際には、お肉類やお魚類に栄養バランスが偏ったり、炭水化物に偏った食生活になりがちで何とかしたいという方は青汁を使うのはメリットになりますよ。